あらしのよるに

cafeAquarium2005-12-15

メイの声が成宮くんだったので見に行きました(笑)
内容はやはり子供が観て友達って大切!素敵!!と思えるようなある意味期待を裏切らない映画。
でも個人的にはメイとガブが遭難したときにメイが『私を食べて』とガブに言って、結局映画ではもちろん食べずに追っ手の狼と戦っちゃうんだけど、なんとなくメイを食べてしまった方が物語的には動物の本能だし仕方がない。そういう愛もあるんだよ...などと思ってしまった私って...
だってさ友達だから絶対に食べない!!我慢するってさ、理想的だしもちろんそうあってほしいけれどもさ
子供達にはそういうハッピーじゃない選択肢もあるんだよって事も教えなきゃいけないと思う。
こないだNHKのドキュメントで、ある日本の小学校が小ブタを育てて大きくなったら食べられてしまうのを知っていて名前までつけてみんなでかわいがったブタを泣きながら見送るんだけれども、それでもその子達は豚肉を食べていくだろうし、辛い現実をちゃんと受け止めながら泣いてるのを見たらさ、そういうことも大事なんだなって思ったんだよね。
綺麗ごとではすまないこともある。
悲しい決断をしなきゃいけないときもある。
それでもその子達がしたことは意味がある事だし、もっといろんな学校でやるべきなんじゃないかなと思った。
まさに弱肉強食。
でもメイはやっぱりかわいい羊だったから個人的には食べられなくて良かった!!!
そしてラム革の手袋とか見ると胸が痛い今日この頃...